「メガトレンド」を追いかけ、「5分後の未来を展望する」ことを理想します。

鉄スクラップ

早い話が「鉄屑」です。何かを壊した場合には必ず鉄屑が発生します。これはゴミではなく、再生業者の手により再び鉄鋼の原料に加工されます。先物市場には鉄スクラップの中の「新断スクラップ」というものが上場されています。これは自動車加工などの過程で発生した鉄板の「切れ端」です。日本は世界でも有数の鉄スクラップ輸出国であり、近年は中国の動向が重要なものとなっています。




Q:鉄スクラップの価格はどのように決まるのですか。

近時は国内における鉄スクラップの発生量が鉄鋼メーカーの購入量を上回る一方、中国、韓国などの需要が旺盛であることから輸出が増加しています。このため、国内の鉄スクラップ価格は海外の市況に連動する傾向が強まっています。世界的に鉄スクラップの輸出余力があるのは日本、米国、ロシアなど一部の国に限られますが、輸入国では輸送コストや為替を含めた購入価格をにらみながら国内外の購入先を選定しています。従って、鉄スクラップ価格は国際的な需給動向の影響を強く受けるようになっており、価格のボラティリティが以前よりも増しています。






世界粗鋼生産量




市況報告

12月の鉄スクラップ相場は、11月末に台頭した先安懸念に反して、月間を通じて強基調で推移し、月末までに3,000~3,500円方値上がりした。

この価格上昇は、12月に入っても韓国を中心としたアジア・ミルの日本産鉄スクラップに対する積極手当ての勢いが衰えず、輸出向けFOB価格が大きく上昇した結果、国内電炉メーカーも月後半の連休対策、越年在庫玉手当ての必要から輸出への対抗上購入価格の引き上げを行わざるを得なかったことに起因している。

長らく懸念されてきた鋼材価格についても、総選挙後の公共投資額増加への期待が膨らみ、鉄スクラップ原料価格の上昇も寄与する形で、マーケットに値戻し気運が高まりつつある。

また、11月後半からの円安・ドル高基調と株価の回復は、鉄鋼業界に留まらず日本経済全体を取り巻く環境を明るくしており、アジア地区の米国産鉄スクラップ価格上昇、鉄鉱石価格の値上がりも相俟って、鉄スクラップ市況は久方振りに先行き上昇期待を高めながら2013年を迎えている。




徐々に鉄クラップが値上がってます。

・円安で買いやすくなった。
・自民党政権で公共投資が(多分)増える。鋼材需要。

中国、韓国はどうなんでしょうか。

今年度の粗鋼生産、2年ぶり増加へ 経産省見通し

雇用鈍化や投資不振続く=韓国経済報告書

経済成長は鈍っているけど、粗鋼生産は高止まり。

中国:2012年粗鋼生産量3%増の見込み

続く中国の繁栄、世界経済のエンジンは2013年も健在―ドイツ誌

疑問符はつくが経済は好調。粗鋼生産高止まり。

これらの鋼材はどこで消費されているのでしょう?
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