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2010.04 出光・三井化が千葉のエチレン設備の運営統合、LLP設立

LLPの出資金は2億円で出光と三井が折半出資。LLP傘下の装置によるエチレン生産能力は年間92万トン(出光37万トン・三井55万トン)で国内シェアは13%に相当する。今後、千葉コンビナートにある出光の製油所との統合の検討も続ける。



LLPのスキーム概要

三井-出光




2013.02 京葉エチレン株式会社からの離脱について

三井化学株式会社(社長:田中稔一)は、丸善石油化学株式会社および住友化学株式会社と合弁にて運営している京葉エチレン株式会社(以下「KEC」)から離脱することといたしました。

当社は、国内オレフィン供給体制において国際的な規模と競争力を構築すべく、1995年12月、京葉エチレン株式会社に資本参加(出資比率 22.5%)いたしました。しかし、近年の中東や中国でのエチレンプラント新増設ラッシュによる需給バランス緩和や、シェールガス革命を背景に今後米国で予測されるエチレン生産能力急増などの事業環境の激変を受け、国内石化事業全体として抜本的な構造改革が生き残りのための必須条件であるとの認識に至りました。

このような環境下、今後国内のエチレン生産量は年間600万トンを割り込むことが想定され、特にエチレンプラントが集中している市原地区では、生産能力が大幅に余剰となることが見込まれる為、丸善石油化学株式会社および住友化学株式会社へは、KEC存続を含めた運営方法の見直し当社と出光興産株式会社が協同で運営する千葉ケミカル製造有限責任事業組合(以下「千葉LLP」)への加入による市原地区エチレンセンター再構築検討を働きかけてまいりました。今般、三社間で協議の結果、当社がKECから離脱することに関し基本的に合意に至り、2014年度末の離脱を目処に実務面など細部に関する協議に入ることとなります。

当社は本件実施後も、千葉LLPの一層の運営強化などを通じ、引き続きエチレンから誘導品までを含めた石化事業の抜本的再構築を進めることにより、国際競争力の強化を図ってまいります。



京葉エチレン = 丸善+住友+三井 → -三井




2013.02 千葉工場における石油化学事業の再構築について

住友化学は、このたび、国内石油化学事業の拠点である千葉工場(千葉県市原市)の競争力を強化するため、次の定期修理時期である 2015 年 9 月までに、エチレン製造設備を停止することといたしました。エチレン製造設備停止後のエチレンなどの石油化学基礎原料(以下、「エチレンなど基礎原料」)は、京葉エチレ
ン株式会社(丸善石油化学株式会社、三井化学株式会社、住友化学の合弁会社。以下、「京葉エチレン」)からの調達量を増加させる
ことにより、必要量を賄う予定です。

近年、わが国の石油化学産業は、内需の減少や輸入品の増加などから厳しい事業環境が続いており、その基調は今後も大きく変化することはないと見込まれます。こうした中で、住友化学の石油化学事業を強化・維持していくためには、製品の高付加価値化やコスト削減を一段と進めていく必要があります。 住友化学のエチレン製造設備は、操業を開始してから 40 年以上が経過しており、エネルギー効率や維持・補修費用の面で競争力を失いつつあります。さらにここ数年は、一部の汎用誘導品において、国内需要の減少が顕在化してまいりました。こうした設備の老朽化や内需構造の変化を踏まえ、当社はこれまで千葉工場の最適化について種々検討してまいりましたが、「エチレンなど基礎原料」については、次の定期修理の時期までに、自社での生産を停止し、国内で最も新しく大型の設備である「京葉エチレン」からの調達に一本化することが最善と判断したものです。なお、「京葉エチレン」からの「エチレンなど基礎原料」の調達量の増加につきましては、当社の引取枠を増やすことで、丸善石油化学株式会社ならびに三井化学株式会社と原則合意しております。

本件の実施により、「エチレンなど基礎原料」の調達の効率化が実現されるともに、関連する付帯設備の合理化による固定費削減を図ることができます。さらに、今後、一部の誘導品の製造設備につきましても、停止を含めた最適化の検討を行ってまいります。住友化学は、今後進めていく一連の千葉工場の再構築とともに、サウジアラビアやシンガポールの生産拠点も含めた、石油化学事業全体の強化を図っていく考えです。



千葉でのエチレンにひとつの答えが出たということですね。

三井は国内に主点。

但し丸善・住友と共同出資していたエチレンセンターからは撤退し、

出光との共同事業に注力する。相棒の出光は海外に重きを置くので千葉はある程度三井任せ。


住友は完全に軸足をサウジに置くけど、研究拠点は日本に置いておきたいので、

自社工場は廃止。三井が去った京葉エチレンでの引取量を増やすことで対応。


日本のエチレンプラント

三菱化学株式会社:鹿島事業所、水島事業所

丸善石油化学株式会社・千葉工場
三井化学株式会社・市原工場
住友化学株式会社・千葉工場
京葉エチレン株式会社(丸善石油化学55%、三井化学22.5%、住友化学22.5%の合弁会社)・千葉工場
出光興産株式会社・千葉工場、徳山工場

東燃化学株式会社・川崎工場
JX日鉱日石エネルギー株式会社・川崎製造所

東ソー株式会社・四日市事業所
大阪石油化学株式会社(三井化学の子会社)・大阪工場
山陽石油化学株式会社(旭化成ケミカルズの子会社)・水島製造所
昭和電工株式会社・大分コンビナート



エチレン生産量

主要製品のメーカー別生産能力

まだ流動的な要素を残す気がします。
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