「メガトレンド」を追いかけ、「5分後の未来を展望する」ことを理想します。
◆ウイルスとは
構成が「細胞」ではなく「ウイルス粒子」。(細胞壁がない)
遺伝情報を持っている(DNA or RNA)。
ATPの合成、できない。
タンパク質の合成、できない。
単独増殖できない。(生物に寄生する必要がある)
対数増殖ではなく、一段階増殖




新種の巨大ウイルス2種、仏チームが発見 生命体の分類見直しか

パンドラウイルス、第4のドメインに?

 新たに見つかったパンドラウイルス属のウイルスの大きさは約1ミクロン(1000分の1ミリ)で、50~100ナノメートルほどしかない他のウイルスと比較すると格段に大きい。属とは分類学上、種と科の間に位置するカテゴリーだ。

 物理的な大きさだけでなく、パンドラウイルスはDNAも巨大だ。大部分のウイルスの遺伝子の数は10程度だが、パンドラウイルスは2500の遺伝子を持っている。

 そして今回の調査でも、2種の巨大ウイルスが見つかった。1つはチリのトゥンケン川河口で発見されたパンドラウイルス・サリヌス(Pandoravirus salinus)、そしてもう1つはオーストラリア、メルボルン近郊の淡水湖から見つかったパンドラウイルス・ドゥルキス(Pandoravirus dulcis)だ。この2つのウイルスは、どちらもアメーバ内に寄生していた


◆これまでパンドラウイルスが見つからなかったのはなぜか?

 理由はいくつかあるが、非常に単純な問題として、多くの科学者がウイルスは小さいものという固定概念にとらわれていたという点が挙げられる。

「細胞内を観察していても、目にした物体のサイズが違っていたり、通常考えられる性質や形状ではなかったりすると、科学者はそれがウイルスである可能性に思い至らないものだ。何らかの細菌なのだろうと考えてしまう」と、クラブリー氏とアベルジェル氏は指摘する。

 また、このような細菌と推定される生物を実験室の環境で培養しようとして失敗しても、科学者が自らの思い込みに疑いを抱くことはないだろう。というのも、海中に生息する細菌の約60%は、実験室では培養できないからだ。

 今回の研究の共著者たちも、パンドラウイルスが13年前に既に見つかっていた可能性を指摘している。しかし当時、科学者はその正体を突き止めることができなかった。

 研究チームがアメーバ型微生物の一種であるアカントアメーバに寄生する生物について科学文献を調査したところ、パンドラウイルスに似た小片に関する記述が見つかったという。

◆パンドラウイルスと他のウイルスの違いは?

 簡単に言うと、パンドラウイルスはほかのウイルスとほとんど共通点がない。「これには我々も驚いた」と研究チームも述べている。

 一例を挙げると、パンドラウイルスは非常に珍しい増殖方法をとる。大多数のウイルスでは、まず空の「入れ物」を作り、その中を徐々にDNAで満たしていく。だが興味深いことに、パンドラウイルスではこの2つのプロセスが同時に行われる。研究チームではこの過程を「ニッティング」と呼んでいる。

 最も顕著な違いは、2500あるパンドラウイルスの遺伝子のうち、実に93%が自然界に存在する既知の遺伝子と何のつながりも持っていないという点だろう。言い換えれば、パンドラウイルスはまったく異質の存在なのだ。

 遺伝子がここまで異なることは、「議論の余地はあるものの、生物における第4のドメインの存在」を裏付ける証拠ではないかと研究チームでは示唆している。これは真正細菌古細菌、そして我々人類のような複雑な生命体を含む真核生物という既存の3ドメイン(生物分類学における最上位の分類群)に、新たに追加すべき存在ということだ。

 既存の3ドメイン説は「おそらく実態にそぐわないのではないか? パズルのピースが一部欠けている状態にある」と研究チームでは述べている。

◆巨大ウイルスについて知っておくべきことは?

 第一に、これらのウイルスは人に害を及ぼすものではない点を、研究チームは強調している。多くのウイルスは他の微生物を宿主としている。

 実際、多くのパンドラウイルスやこれに似た海生ウイルスは、確認されていないものの自然の中で有益な役割を担っている可能性がある。

 例えば、ウイルスは海に住む植物性プランクトンをエサとしており、捕食によりこうしたプランクトンを一定数に抑える役割を果たしているとも考えられる。植物性プラントンは海の食物連鎖の基礎をなす生物で、地球の酸素の半分を供給している。

 さらに大きな視点で見ると、パンドラウイルスの発見は「地球上の微生物に関する我々の知識がいかに浅薄なものであるかを示している」と、研究チームでは述べている。




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分類のしようがないので暫定的にウイルスという扱いでしょうか。

ウイルスそのものも結構曖昧ですからね。

アメーバで巨大ウイルスが見つかりやすいというのはどういうことなんでしょうか。

両者は似ているのでしょうか。
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