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人類初の抗ウイルス薬

昔はウイルスに対する抗菌薬の開発は不可能であろうと考えられており、唯一対抗できる手段としてはワクチンだけでした。このとき、人類初のウイルスに対する薬として発見されたのがアシクロビル(ACV)という薬でした。

DNAは「A、G、T、,C」のたった四つの暗号で成り立っています。その暗号の一つにグアニン(G)があり、グアニンはDNAとして機能するためデオキシグアノシン三リン酸という形を取ります。このデオキシグアノシン三リン酸がDNAの一部を構成しているのです。また、デオキシグアノシン三リン酸の前駆体はデオキシグアノシンという物質であり、デオキシグアノシンに が結合することでデオキシグアノシン三リン酸となります。

アシクロビルの構造とデオキシグアノシンを比較してみましょう。この二つの物質を見比べてみてどうでしょうか。何か感じるものはないでしょうか。 そうです、構造が似ているのです。この「構造が似ている」という点が重要なのです

構造が似ているため、ヘルペスウイルスはアシクロビルとデオキシグアノシンを見分けることができません。そのため、アシクロビルが存在するとヘルペスウイルスはアシクロビルにをつけて、DNAの一部として取り込んでしまうのです。アシクロビルをDNAの一部として取りこんでしまったら、ウイルスは増殖することができません。このようにしてウイルスの増殖を抑えるのです。

それに対し、ヒトはヘルペスウイルスよりも精巧にできており、アシクロビルとグアノシンのわずかな構造の差を見分けることができます。そのため、ヒトに対して細胞増殖を抑えることはほとんどありません。



ウイルスに何かを付けて無効化するというのが基本戦略のようですね。




代表的な抗ウイルス薬とその作用




1. 抗ウイルス薬研究の歩み

3. 抗 HIV-1 薬剤の現状と薬剤開発の新たな展開
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