「メガトレンド」を追いかけ、「5分後の未来を展望する」ことを理想します。
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以下の記事は2014年の2月のことです。

条件付き承認で普及に足かせ 富山化学インフル薬の“無念”

  「商業的には明らかな失敗作」。富士フイルムグループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」を、大手製薬幹部はこう断じる。厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は2月上旬にアビガンの製造販売の承認を了承、3月にも正式に承認される見通しだ。
 承認間近にもかかわらず、富山化学関係者は「無念」とうめく。異例ともいえる厳しい承認条件がつき、一時は「ポスト『タミフル』で年間売上高は数百億~1000億円級になる」と期待されたものが、「めったなことでは使わないクスリ」に成り果てたからだ。
 その適応対象は「新型または再興型インフルエンザ感染症」で、「他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分なものに限る」というただし書きがつく。つまり、「パンデミック」と呼ばれる新型インフルエンザなどの大流行に備えるためのクスリであり、通常の季節性インフルエンザの治療には使わないということだ。当面、医療機関には流通せず、政府にパンデミック対策の備蓄用で販売するのみとなる。
 当局が慎重になったのは、ヒトで行う臨床試験前に実施した動物による安全性試験で胎児に奇形が生じる可能性が認められたためだ。
 抗インフルエンザウイルス作用のある新しい化合物の発見として発表された10余年前は、中堅規模の富山化学にとって勝負を懸けた“期待の新薬”だった。結局、夢は破れたが、それでもアビガンは生き残った。通常であれば「けちのついたクスリは開発中止になる運命」(大手製薬開発担当者)にあるが、多くの条件付きとはいえ承認されたのは、既存薬とは作用メカニズムが大きく異なっていたからである。
タミフルなど既存薬は、ウイルスを細胞内に閉じ込めて増殖を防ぐ。対してアビガンは、感染した細胞内で、ウイルスの遺伝子複製を阻害して増殖を防ぐ
 富山化学は米国で臨床試験を進めており通常の季節性インフルエンザ薬として承認を目指しているが、米国当局の審査のハードルは日本以上に厳しい。医療的には「最後の頼みの綱」として残ったものの、経営を支える綱としてはほぼ絶望的だ。






それがエボラの流行で脚光を浴びることに。

エボラ治療へ期待高まる 富山化学工業の新薬「ファビピラビル」

 治療薬は富山事業所(富山市下奥井)で開発が進められた。細胞内でのウイルスの増殖を阻止する効果があり、エボラ出血熱でも、感染抑制につながる可能性がある。エボラ出血熱の治療に活用されるまでには、臨床試験や承認が必要となり、通常は数年かかるが、世界的な感染拡大から米国政府機関が手続きを迅速化させる動きもある。

 ファビピラビルは、これまでのインフルエンザ治療薬とは異なる作用メカニズムを持つ。タミフルなどの既存薬は増殖したウイルスを細胞外に放出できないようにして感染拡大を防ぐのに対し、ファビピラビルは細胞内での遺伝子複製を阻害し、増殖そのものを阻止する。このため、新型インフルエンザや既存薬に耐性を持つウイルスにも効果が期待されるという。



既存の薬は出来上がったウィルスに対応するものでしたが、

ファビピラビルは出来上がる前の段階で抑止するわけですね。

より効果が見込めますがそれだけに余計なものも阻止してしまうわけでしょうか。

エボラ熱、日本の薬投与した仏女性治癒 富山化学開発

平時は売れないけどパンデミックの際は爆発的に売れる薬になるのでしょうか。

でもこれだけ一芸に秀でているとちょっとの改良で爆発的に使い勝手がよくなると思われるので、

動向には注意が必要ですね。




富山化学工業

主要株主 富士フイルムホールディングス株式会社:66%
大正製薬ホールディングス株式会社:34%



大塚も1/3の株式を持っているんですね。

どちらも経営は、リスクを取りつつ安定的という感じがするので、

無難に経営してもらえるのでは?
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