「メガトレンド」を追いかけ、「5分後の未来を展望する」ことを理想します。
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ヤマダ電機は、もう成長を望めないのか

スーパーマーケット業界の例で言えば、イオンやイトーヨーカドーは都市型の小型店を強化している。人口減が進む地方の郊外型店では儲からなくなってきているからだ。ヤマダ電機の店舗閉鎖も同じ構図にある。

ヤマダ電機は2011年3月期には売上高2兆1532億円、営業利益1227億円を誇ったものの、それを再び超えるような成長はだんだん望めなくなってきている。

まずは、訪日外国人の需要取り込みだ。
家電量販業界では、ラオックスが今春採用した100人を超える新入社員のうち、8割程度を中国国籍の人材として、海外から日本に訪れる「インバウンド」の対応に大きく舵を切った。対抗するヤマダ電機はこの春、東京・新橋の「LABIアメニティー&TAXFREE」に免税専門店を開業し、化粧品の品ぞろえを拡充した。

次に、相対的に裕福なシニア(高齢者)需要の取り込みだ。ヤマダ電機が今回、地方の一部店舗をリストラクチャリングするからといって、それは必ずしも地方を切り捨てたことにはならない。この施策は家電量販店のターゲットシフトを鮮明に示す事例となるだろう。ヤマダ電機には今後、地方に「すでにいる」人たちを使って、高齢者向けサービスなどを強化する流れがありえる。

最後の三つ目は、家電量販以外の異業種分野の取り組み強化だ。今月、資本業務提携を決めたソフトバンクの商材・サービスや、2011年に買収し、現在は「ヤマダ・エスバイエルホーム」と名乗る旧エス・バイ・エルが展開する住宅部門との連携がカギになる。住宅事業は苦戦が続いているものの、電力自由化や省エネの流れなどもあり、通信やロボットなどに強いソフトバンクと組むことでチャンスはある。単に家電だけを販売するのではなく、異業種をふくめ、商品の複合的な使い方を提案していこうとしている。

ネットに押されている本と家電のリアル店舗の特徴とは何だろうか。筆者の見解は両者とも「自社都合で陳列している」という点だ。

東京・代官山の蔦屋書店や二子玉川(蔦屋家電)がライフスタイルを提案する家電の陳列で話題になったのは、それだけ消費者がそうした提案に飢えていたからだ。また、個性的な書店が人気を博すのも、その棚にストーリー性があるからにほかならない。






二子玉川「蔦屋家電」に行ってみたら、家電店じゃなかった!?
【話題の「蔦屋家電」】通いすぎて判明した「居心地いいスペース」を徹底解説!




決算短信

13年度に比べ14年度は利益もCFも半減で恐ろしい限りですが、赤字でないのでまだまだ大丈夫そう。

動けるうちに手当てしておこうという感じでしょうか。




2007 郊外型大型小売店舗の進出による旧市街地の没落に何を見るか
2015.06 スシロー「もう200店は出せる」 郊外型店舗で社長

地方から「郊外型大規模店舗」が消える理由

「地方の郊外型大規模店舗」だ。よくあるケースとしては、地価が安い郊外にとてつもない面積の店舗を作り、“地域一番店”を掲げてありとあらゆるラインアップを陳列するパターンだ。基本的にロードサイドの店舗になるので、1階が駐車場で2階より上が店舗、またはその逆に1階と2階が店舗で屋上が駐車場といった、車を使う来客を重視しているのが特徴だ。

こうした店舗は、確かに敷地面積が広く、品ぞろえのバリエーションも豊富だが、基本的に週末に車で来る客しか狙えず、集客力は意外と弱い。本来なら事前に往来の調査を行った上で損益分岐点を算出するのが正しい出店計画だが、最近では特定の量販店がライバルチェーンを撃破するために、こうした事前調査はすっ飛ばして、とにかくライバルチェーンの店舗の近くに出店するというパターンがよくある。

後発で出店する側は、ライバルチェーン店が潰れることで客を総取りしようという意図なのだが、思惑通りに事態は推移したとしても2年程度はかかるのがザラで、それまでは不毛な消耗戦が続くことになる。



ヤマダが2011年に全盛期だったことを考えると、4年経ち一巡した上で、

状況が変わったことが市場撤退になったと考えられそう。




アマゾンより速い!ヨドバシ.comがスゴすぎる?ヤマダと真逆、卓越した非常識経営

売上高
 1位:ヤマダ電機、1兆6643億円(12.1%減)
 2位:ビックカメラ、8120億円(15年8月期予想、2.1%減)
 3位:エディオン、6912億円(9.8%減)
 4位:ヨドバシカメラ、6515億円(5.7%減)
    ※非上場のため、6月24日付日経MJの推定値より
 5位:ケーズホールディングス(HD)、6371億円(9.1%減)

利益
 1位:ヨドバシカメラ、511億円(3.8%減)、7.8%
 2位:ヤマダ電機、355億円(29.2%減)、2.1%
 3位:ケーズHD、258億円(17.9%減)、4.0%
 4位:ビックカメラ、205億円(14.6%減)、2.5%
 5位:エディオン、111億円(25.3%減)、1.6%

いたずらに店舗数を増やさないということは、社員の数を急激に増やさないということになる。ヨドバシの店員の在社平均年齢は確実に上がってきている。それは、それぞれの店員が商品知識や接客技術を蓄積していけるということだ。ヨドバシは、JCSI(日本版顧客満足度指数)で5年連続家電量販店の分野で1位となっている。店舗数拡大に走ったヤマダが「日経ビジネス」(日経BP社)の顧客満足度調査で毎年ワースト1となってしまっているのは、店舗拡大のため店員教育が追いついていないためだと推察される。

ポイント制による還元も手厚い。現金で買えば店頭価格の10%が還元されるが、クレジット機能が付いた「GOLD POINT CARD+」をつくると11%になる。現金買いより優位となるので、顧客の囲い込みには極めて有力な制度を構築した。

加えて配送の速さだ。当日6時間以内配送を、日本の人口ベースで60%を超える地域までカバーしたとしている。これはアマゾンより速い。

これらのユニークな方策により、ヨドバシの店頭で何が起きているか。店頭で商品を見て、レジに行かずに、その場でヨドバシ.comをクリックして買ってしまうのだ。あるいは、自宅に帰ってから購入する。住所などの個人データはすでに設定してあるので、レジに並ぶよりクリックして買い物するほうがよほど簡単でストレスがない。手ぶらで帰宅すれば、その日のうちに商品が届く。ポイントも11%付く。






単純に郊外型がダメになっている訳でもなさそうですが、

勝っているときよりは行き詰っていると悟った時の方が断行はしやすいでしょう。
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