「メガトレンド」を追いかけ、「5分後の未来を展望する」ことを理想します。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
膨張するドイツの衝撃―日本は「ドイツ帝国」と中国で対決する
『膨張するドイツの衝撃』西尾幹二、川口マーン惠美著









色々衝撃を受けました。

まずドイツのスタンス
ドイツは親日国だと思ってましたが、違ったようです。

海外「なぜドイツ人の多くは日本のことが嫌いなの?差別主義が原因?」 【海外の反応】

むしろ中国に親近性を持つ傾向があるようで。

ドイツのメルケル首相は、本当に中国好きなんですか?
いま、ドイツと北京を直通列車が走っている
中国企業のドイツ進出! 「中国高速鉄道」の大量購入計画へ

確かにドイツが親日ではなく、新中と考えると合点がいくことが多いです。
日本を旅行しているドイツ人、アジアをめぐっているという人が多いように感じます。(日本だけが目当てではない)
日本を研究しているドイツ人、サンプル少ないですが、日中史を研究して日本にも住んでいるけど、中国にも住んだ経験があり、たびたび中国を訪れている。
等。

単純に日本が好きで興味がある、わけではないのだなと。




ドイツの教育

日本は「詰め込み」という単語が象徴するように知識を重視。そのため教育の底上げには貢献するが、画一化する傾向にあり、突き抜けた人材が育ちにくい。
ドイツは知識の詰め込みをせず、問題に対しゼロから解決できる方法を考えさせるのが主眼。だから上は果てしなく賢くなり、下は知らない人は何も知らないという状況になる。

なのでドイツ人の多くは歴史を知らない。第二次世界大戦の状況、特に東アジアのことなど全く知らない。
単純に中国=善、日本=悪と捉えその延長線上で今を生きている。
その考えに合うようにドイツ国内でも偏向報道(中国=善、日本=悪)をしている。

だから日本に良い印象を持つはずがない。
(だから中国の高速鉄道を導入しようなんていう案も出てくる)




EU、ユーロの勝者
EUはユーロという通貨を導入し、各国ごとの財務政策を無効化している。
そのため域内ではユーロのパワーが増大し、競争力を持つドイツ企業が圧倒的になっている。
(他の国は太刀打ちできない)
(その状況を「ドイツ帝国」と、この本およびエマニュエル・トッドは言っているようです)
ドイツはその圧倒的な力を守るため、なんだかんだ言っても、EU、ユーロを徹底的に守りに行かざるをえない。

域内に対しては、主にフランス、イギリス等主要国の懐事情を見ながら、対応。

域外に対しては、ロシアを嫌う東欧をうまく取り込みながら。
しかしながらその向こうにあるロシアとは正面から敵対せず、裏で手を取る。
さらにもう一つのパワーである中国とは親密に。




世界のパワー
この本で、今の世界のパワーは「アメリカ・ロシア・ドイツ・中国・日本」の5か国と書いています。
(正確には西尾幹二さん)

ドイツと中国は親密で、ロシアとも裏で仲良くやっている。
中国とロシアも表向きは協調。
アメリカは・・・浮いている。少なくともオバマの施策に深いところはなさそう。
日本はこの中に入ると2、3枚劣るかもしれません。そんなにパワーはないのでは?
だからヨーロッパからは舐められるし、近いアジアからは対中国として先頭に立ってほしいと言われる。
アメリカも、中国と手を結びたくないけど、日本が弱いままなら、手を結ばざるをえない。




実際にドイツに住んでいる人の言葉として、大いに参考になります。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://jderby.blog51.fc2.com/tb.php/3802-5593ef8c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。